朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

「16っちゅう事は……高2か?」

新太君が少し首を傾げてきいてくる。

「あっ、はい」

「そうだよー!」

ぴったり、同時に言うと新太君はプハッと笑う。

「仲良しやなぁ。高2って言ったら、俺の弟と同い年や」

と、愛くるしそうな顔をした新太君。

弟さんのこと思い出しているんだろうなー。

「へー。新太君って、弟いるんだねー!」

僕は、お姉ちゃんがいるよー。

っと、付け足して言う桃君。

「なんや。『新太君』て。堅いなー。新太で良いのに」

「え。良いんですか?」

「あぁ。なんや、遠慮してたんか?敬語も良いからな」

そう言い、アハハと笑う新太。

「じゃあ、次!大雅君は?」

私、桃君、新太は大雅君の方を見る。

「………15………」 

ゆっくり話す大雅君。

え!?

「「「年下!?」」」

私、桃君、新太は全員ハモる。


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