朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
────この問題は、誰のせいになるの?
誰のせい…………。
────皆のせい?随分、甘い考えを持ってるよね。
やめてよ、君は誰?
────誰?君が一番知ってるんじゃないの?
っ、知らないっ!知らないよ!
────嘘をつくなよ。僕は…………
やめろっ!
────……話を戻すよ。この問題は、誰のせい?
煩い…………。
────知ってるんでしょ?これ…………。
「五月蝿いっ!黙ってよ!」
「も、桃!?」
ズキンッ!
「痛っ、」
ハンマーで殴られたような痛みがした。
「おい!桃!」
痛い!
最後、大翔の叫びに近い声が聞こえただけだった。