朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
*新太sibe*
もう、いやや。
なんでこんな事になってしまったんやろ。
俺ら、なんかしたっけ?
いや、したはしたんやけど。
こんなに酷いとか……ありえへん。
ベッドで大の字に天井を見つめながらボーっと考える。
すると、息なりドアが開いた。
「ど、どないしたん!?」
大翔は、息を切らしていた。
この短い廊下で、息を切らしているということはよっぽどのことがあったんやろうか。
心臓がバクバクと音をたててる。
あー、五月蝿いなぁ。
「ッ、ハァ……も、桃が倒れたっ!」
な、んやて……?
俺は頭ん中で、大翔の言葉をリピートさせる。