冬のアイスクリーム
その奇跡的な出会いから私と彼は急激に話すようになった。
始発電車だから邪魔をするサラリーマンも高校生もいない。
私にとってこれ以上の幸せは無いように思えた。それくらい充実した時間だった。
このまま二人でいたい。
何度そう思ったことだろうか。
けど、未だに彼の名前はわからない。
結局はそんな関係。
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