裏ヤン先生に愛されます


類が教室にやってきた。

「俺も、行きたい」

「うわっ。出たで!!お邪魔ムシ!!」

奏平がきっと睨んだのを無視して、あたしに言ってきた。

「いいよ。皆の方が楽しいし。ね、真希」

「うちも行っていいん!?」

「勿論」

「あいちゃん、何人なん?結局」

「えーと…、あたしと類と奏平と優衣と真希。

そんでセンセーと優衣の彼氏さんだから…。

7人かな」

「多いなぁ。まーええか」

奏平は断念したように、うな垂れた。

放課後、センセーの元に行った。

「センセー、海行こうよ!!」

「海ぃ?」

「うん!」

「俺等の関係、どんどんばれてくけどいーの?」

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