裏ヤン先生に愛されます
嵐の予感!?
「なぁーに…他の野郎見てんだァ?」
センセーの小悪魔な息が、首筋に触れる。
「ッセ…じゃなくて…」
「狼だろ…?」
「あぅ…」
もうこんなの、絶対に持たないよ!
いい加減、普通のセンセーに戻って欲しい…。
「ビーチバレーしない?」
優衣が提案して、虎安クンも頷いていた。
類と奏平も同意のようだった。
「狼さん、行こう!」
「…やだ」
「え?」
「…何でもねぇよ」
「?」
その後、日が暮れるまで楽しんで海の中も気持ちよかった。
センセーは見物ばっかしてたけども。
夕暮れ、着替えて旅館に戻ろうとしたとき、センセーに呼ばれた。
皆には後で合流すると伝えた。
「…センセー?」