裏ヤン先生に愛されます
「最悪のショーを見せてあげるよ。
僕はこの日まで、苦しんだんだ。
まぁ…すぐに計画実行できてよかったよ」
黒い笑みが、あたしの瞳に映る。
「何をする気…」
「…ふはは。キミとあの先生の証拠写真。
これをネットにあげる。それに君達がキスをしている写真もある。
先生を悪く書けば、彼の評価は下がる一方。
これが学校に伝われば…。
彼の人生は終わりだ」
「や、やめて!」
類は連れて行かれてしまった。だからこの場には、あたしと虎安クンだけになる。
縄とかで縛られなかったから自由だけど。
とても力じゃ叶わない。
「言うことを聞いてくれれば、ネットに広げないよ?」
「え…?」
「キミが、傷つけば僕はそれでいい。そうだなぁ…。
僕と最悪の恋愛をしよう。僕と付き合って結婚して、子供作って。
そんで僕がキミを落としてあげる」