裏ヤン先生に愛されます
ついにその時がやってきた
それからセンセーの家に、お泊りしたりと。
あっという間に土曜日。
「センセー、今日は友達同士で遊んでくる」
「おー」
テレビを見ているセンセーに言う。
何か最近、あたしに余裕ぶってる態度だけど…。
「じゃあね」
「…メールしろ」
「え?」
扉を開けようとしていたけど、その手を止められる。
「寂しいんだよ、だから。会えないくらいならメールくらいはしろ」
「分かった!」
センセーに手を振って、駅へ走った。
「皆っ!」
「おー、あいちゃんや」
「遅いな」
「あいら、遅いぞ。僕を待たしたな」
「あいら、寝坊なん?」
類と奏平と、虎安クンと真希。全員そろいました。