裏ヤン先生に愛されます
「へぇ…純粋っぽいね…」
「?」
「夜道には気をつけろよ」
「はい」
「これも落し物」
何かと思っていると、頬にキスをされる。
あたしは驚いて硬直してしまった。
「また会えるといいな」
そう笑顔で去っていってしまった。
(さっそく一目ぼれしちゃった…)
胸の高鳴りがずっと鳴り響いている。
彼は凄くイケメンだったけど、どうみたって年上。
20歳前後だろう。
そんな人に恋したって、報われないのに…。
ふとケータイを開くと幼馴染からメールが来ていた。