裏ヤン先生に愛されます
テーブルに運ぶと、センセーはスプーンですぐに食べ始めた。
「美味しい?」
「すげぇー…美味しい」
顔を綻ばせて、微笑んでくれた。
「よかった」
あっという間にセンセーは食べ終わっていた。
「…この後、どーする?」
「え…?」
「男女2人。俺だってオトコなんだけど?」
「センセー何もしないって」
「言ったけど?」
「…キスだけなら」
「…それよりもっとイイコト教えてあげる」
その後、あたしは堕ちた。
センセーに1日だけでも愛されて幸せだった。
沢山キスをされた。
オオカミみたいな瞳で、あたしを逃がさなかった。
大人な世界を知ってしまった気がした。