裏ヤン先生に愛されます
そしてまた目が覚めたら、アイツの顔が見える。
久しぶりに安心して眠れた。
「寝癖凄いよー?もー」
麻綾がくすりと笑うと、俺もつられて笑った。
「あれ、表情柔らかくなった?」
「さぁな」
朝の6時だったけど、もう眠くは無く、麻綾とずっと喋ってた。
何せ今日は土曜日。
しかも、3連休だ。
「ねね、大きなデパート行こ!そこに美味しいモノ沢山あるし。
遊園地とかも近場にあるの」
「…遊園地とか好きだなぁ」
「失礼ね。あんな楽しいトコ何度行っても飽きないわ」
「はいはい」
俺がゆっくりとベッドから起き上がって、着替えを始めると。
麻綾ももそもそと、着替えを始めた。
「…ふぁー」
「よく眠れた?」
「あぁ」