裏ヤン先生に愛されます
「る、類っ…」
「2人がそーいう関係だったのは予想外。
だけど何で3年だけ?」
あたしが答えれずに俯いていると。
「俺が許嫁と結婚するからだ」
センセーが言い返した。
「…じゃあその3年後、彼女を俺が貰います」
類はそういうと、あたしの腕を引っ張った。
「俺、幸せにします」
嵐が大きく吹くように、雨が降り注いだ。
どんどん、何かが壊れていってしまう。そんな気がした。
「…あいらがそれを決めることだ」
「じゃあ、俺もどんどん責めればいんだろ」
無表情だけど、いつも優しかった類。
そんな類に、責められる…!?
そんな…、あたしには奏平がいるのに…。
それに優衣はどうなるの?また優衣の好きな人を取るの?
あたしはどうすればいいんですか?
誰か、教えてください―…。