恋愛喫茶~大人の恋の在り方~番外編。
「ダメだよ。隣りには、雅樹が寝てるんだから」
「大丈夫よ~大人しくしてるもん」
そう言いどうやら強引に中に入って来たようだ。
「……。」
黙ったままその声を聞いていた。
何やら小さな話し声が聞こえる。
俺は、気になって思わず集中して聞いてしまう。
だけど、途中でピタッと話し声が聞こえなくなった。
(一体どうしたのだろうか…?)
ギシッ…とベッドのきしむ音が聞こえてくる。
それに微かに吐息も…
(まさか…!?)
おいおい、やめてくれよ…俺まだ寝て無いし
慌てて布団を被る雅樹。
冗談じゃない。
違うと思いたい…
俺にとったら生き地獄のような気分だった。