恋愛喫茶~大人の恋の在り方~番外編。
階段を上がり兄貴の部屋まで行くと話し声が聞こえてくる。
隙間から見える姿を確認するが…
どうして俺ってタイミングが悪いんだろう。
隙間から見える光景は、勉強してる姿じゃなくkissをしている姿だった。
「……。」
モヤモヤよりイライラする。
…ムカつく。
ガチャッ
「お邪魔だと思うけど、父さんからお茶だって」
「キャアッ雅樹!?」
頬を真っ赤にさせ慌てる彼女。
「…じゃあ」
お茶を置くと何も言わずに部屋を出た。
『……。』
2人が何を思ったかは、知らない。
だけど、今の俺は…そんなのどうでも良かった。
ムカつくだけだったから