恋愛喫茶~大人の恋の在り方~番外編。
そして、
認めなく無かったが自覚して行く。
俺は、彼女が好きなんだと…
だが、叶わない恋だとも自覚している。
だから、隠さないと…周りに気づかれないように。
気づかれたくない。
それから、しばらくたった頃だった。
「あの…瀬良君。
好きです…付き合って下さい」
同い年の女の子が俺に告白してきたのは
「……。」
正直その子には、悪いが付き合うとか考えられなかった。
でも、
俺の気持ちを隠すには、丁度良かった。
「いいよ…俺で良かったら」
嘘ばかりだ。
本当ならこんな失礼な話はない。
だけど…少しヤケになってたのかもしれない。
それぐらい複雑な年頃だった。
俺は、その子と付き合いだす。
まぁ、付き合うと行っても父の仕事の手伝いや勉強を優先がちだったけど