恋愛喫茶~大人の恋の在り方~番外編。
亜弥は、不思議と自分の気持ちが言えた。
きっとお互い似た所があったのかも知れない。
そんな亜弥との関係をよく思わない奴が1人。
「…お前さ
いい加減にそう言うのやめたらどうだ?」
太一だった。
「何で?」
「お前本気じゃないからだろ。そんな事をやったって虚しいだけだぞ?」
「……。」
そんなの言われなくても分かっている。
自分が馬鹿な事をやってるって
「分かってる。
惨めな事も…」
でも、そんな事をやってないと彼女の気持ちを誤魔化せ無かった。
そんな日を続けてからまた1年後。
兄貴と彼女が帰って来た。
「ただいま~雅樹」
そう言いながら勢いよく俺に抱きついてくる彼女。