恋愛喫茶~大人の恋の在り方~番外編。
「アホ。ジュースに決まってるだろ!
今日は、とことん飲んで、食うぞ!!」
そう言ってきた。
太一は、いい奴だ。
俺の気持ちを理解して励ましたいんだろう。
「…そうだな」
俺がいつまでも落ち込んでいたら、こいつが心配してしまう。
俺が前を向かないといけない時期が来たんだと思う。
前へ…ちゃんと兄貴達をお祝いしないといけない。
結婚式当日。
彼女は、この日のためにデザインしたウェディングドレスを着ていた。
さすが自分で似合うようにデザインされただけあって
とても綺麗だ!
「やっぱり自分で着るとなると恥ずかしいものね」
照れたように笑う彼女。
とても幸せそうだった。
父も凄く喜んでいる。
兄貴なんてデレデレになっているし…
俺も…ちゃんと伝えないと