恋愛喫茶~大人の恋の在り方~番外編。

「よしよし」
何とか泣き止みスヤスヤと眠り始めてくれた。

よし、このまま寝ててくれたら助かるんだが…

そうしたらお店の方で店員の由紀子さんが
「雅樹君。お客さんがコーヒーの注文が入ったんだけど」

「あ、はい。
今行きます!」
慌てて返事をし、優樹をベッドに寝かせようとすると

「ふぇぇ…」
やっと寝たはずなのにぐずりだす。

「え…弱ったな」
もう一度抱き直すと泣き止みスヤスヤと眠り始めた。

もう一度…
ソッとベッドに寝かせようとするが

「うぅ…ふぇぇ…」
ダメだ。ぐずりだしてしまう。

どうやら俺が抱いていた方が落ち着いて眠るらしい。
弱った…客が待っているし

「……。」
こうなったら仕方がない。

正直抵抗はあるが…このままだと、らちがあかないので諦め優樹をおぶる事にした。

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