恋愛喫茶~大人の恋の在り方~番外編。

まぁ、それでも仕事も子育ても忙しかったので
そう落ち込まずに過ごす事が出来た。

俺にとったら掛け替えのないものになって行く。

子供の成長は、早いもので、あっと言う間に優樹は、歩けるまでに成長する。

「あ、こら
優樹…そんな所に乗ったらダメだろ!?」
目を離すとテーブルの上に乗っかり近くにあった物を触っているじゃないか

「あらあら、優樹君は、腕白坊主ねぇ~」
そう言いながら近くに居た年配の女性客が抱き上げてくれた。

「すみません。
佐々木さん」

「あら、いいのよ。
男の子は、それぐらい元気じゃなくちゃあね」
ニコッと微笑むとあやしてくれる。

申し訳ない気持ちになるが、親切な方々が居てくれて助かっていた。

「雅樹君も早く結婚して自分の子供を持てるといいわね」

「きっといい父親になれるわよ?
面倒みもいいし」
そう言ってくれたりもする。
俺は、苦笑いをしていた。

< 46 / 52 >

この作品をシェア

pagetop