炎龍 × 蒼龍 = 禁断恋愛
そこにいたのは、
ご飯を食べている蒼龍と炎龍の皆だった。
どういうこと?
廊下の階段に立ち、
作の部分に肘をついた。
誰が一番早く気付くかな?
隼人?それとも湊斗?
でもみんな、
こっちチラッと見たら見えちゃうけど…
さすが気づいて欲しくなってきて、
気配を最大限にした。
その瞬間、見たのはみんな。
「…隼人に湊斗、
これはどういうこと…?」
なんて笑いながら聞くけど、
大体分かってる。
笑っちゃうのはこれが私の夢だったから。
呆然としているみんなをよそに、
そこから飛び降りた。
綺麗に着地して、
髪の毛を耳にかけた。