炎龍 × 蒼龍 = 禁断恋愛



「…っ、欐桜」


隼人は席を立つと、
私を片手で抱っこしてキスし始めた。


「…っん、みんな、見てるっ」


「…んっ」


そのまま深くなっていくキスに答えるのが精一杯で、

本当の心の中は嬉しかった。


角度を変えて何度もするキスに、
隼人の頬に手を添え、離れた。


「…おかえり、欐桜」

「うん、ただいま!」

「欐桜ちゃーん!」

「欐桜ーーっ!」


それから降ろされたと思ったら、
翔都と琉玖に抱きつかれた。


「…いい子にしてた?」

「うん!してた!してた!」

「…って俺ら犬ちゃうわ!」

「翔都も琉玖も変わってないね」


それから2人が離れてから、

湊斗の前へといった。


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