炎龍 × 蒼龍 = 禁断恋愛



「…ただいま、湊斗」


「欐桜…おかえり」


そう言って腕を広げる湊斗に、
抱き着き、

耳元で言われた。



‘‘ 欐桜が作った、
欐桜が総長の蒼炎龍だよ ”



「…うんっ!」


私の大好きなみんなが集まった蒼炎龍。


望んだとおりだった。


「…みんな、ありがとうね」



その瞬間涙が出てきて、

目を抑えてしゃがみこんだ。



「欐桜」


「…隼人」


「欐桜、腹減ってへんの?」


その瞬間、幹部以上が
翔都を叩いた。



「いった!
だって欐桜に俺の作った自信作食べて欲しいねんもん…」


「ありがとう、翔都。
ちゃんと食べるよ!
お腹空いてるし」


「ほれ!」







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