炎龍 × 蒼龍 = 禁断恋愛

お父さん、お母さん、お兄ちゃん。

私は元気でやってるよ。

お父さんとお兄ちゃんが総長だった炎龍も元気にしてる。


お母さん、あの時話してたみたいに私にも大切な人がいっぱい出来ました。


これからはその人達を守っていくね。


それと今まで来れなくてごめんなさい。

ちゃんと、見ててね。

大好きです。

バイバイ。




そう伝えると私は立ち上がり、

隼人の手を引いた。


「ありがとうね、隼人。

行こっか」


「…強がりだな、本当」


「…強がってないよ」


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