炎龍 × 蒼龍 = 禁断恋愛


「そうそう、その目。
腹立つわ、やっぱ。

その睨む感じとかそっくり」


「…」


「抵抗しなかったらあいつは殺さないからさー、

これ試してみよっか」


そのまま注射器を刺されると、
一気に体の体力が落ちた。


「お前、何、刺して…」


「んー?
猛毒。さすが炎龍総長。
即死するからと思いきや、死なないのか」


「…っ」

「みんな殴っておいて」

「欐桜っ!!!」

「…はや、と?」

意識の薄っすらする中、
隼人や蒼龍が見えた。


「ざーんねーん。
今、葉月欐桜を助けたら、撃つよ?」

「…っ」

「おい、そいつらも拘束しろ」

その八雲の指示通り蒼龍は拘束された。





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