炎龍 × 蒼龍 = 禁断恋愛
そのまま殴られ、蹴れの繰り返しで、
もう体力は残ってないに近かった。
「…欐桜っ!」
「あれー、まだ意識あるの?
とどめの一発行きますか」
そのまま思いっきり殴られ、
床に倒れこむと、
馬乗りで殴られた。
「…あーあ、綺麗な顔してたのに…
アザだらけになっちゃったね。
いっそのこと俺の女にすれば
よかったかな。
蒼龍総長と付き合ってたらしいしねー。
ね?そうでしょ?
どう思う、彼女が殴られて自分は助けられなくて」
「…てめっ」
「だから抵抗したら撃つよ?彼女さん」
「…っ」
最後に殴られ私は動けなくなった。
「…欐桜っ!!!」
「炎龍総長もよく頑張ったね?
普通猛毒打った時点で死ぬのにな。
ねぇ、葉月欐桜ちゃん。
‘‘こっからだとあの2人一発で撃ち抜けるんだけど撃っちゃおっか?”」
あいつはそう私の耳元で囁いた。
あの2人とは、隼人と湊斗で…
「…っ、やめ」
「そしたらさ、一石二鳥じゃん?
一発で済むし、トップになれるし」
そうして奴が撃とうと銃を出した瞬間、
私は押しのけた。