炎龍 × 蒼龍 = 禁断恋愛
第七章
真実
「ここだよ、欐桜んち」
今はすぐに退院して欐桜の家に来ているところ。
「ちなみに知っての通り、
欐桜に家族はいないから、
誰も住んでないけど」
「…欐桜の部屋は」
「2階上がって…」
「登れるか?」
「地味にしんどいかも」
「肩貸してやる」
「ありがとう」
そのまま肩を借り、
登り終わると、
あの頃と変わらない欐桜の部屋があった。