ご懐妊!!2~俺様上司は育メン愛妻家になりました~
背後にはみなみをスリングに入れたゼンさん。私の肩から氷がひしめく鮮魚コーナーをのぞく。
ブリやアジなんかはあるけれど、鯛らしき魚はない。
「すいません、鯛を探しているんですが」
すかさず、店員さんを呼び止める彼。
店員さんがすまなさそうに言う。
「今日は仕入れがなかったんですよ」
私たち夫婦は顔を見合わせた。
ここは、近所で一番品揃えの豊富なスーパー。ゼンさんに車を出してもらってきたのに。
「どうする?やっぱり尾頭つきはないと締まらないよね」
私が金目の切り身を手にとり言うと、ゼンさんが金目をとりあげ、コーナーに戻した。
「当たり前だろう」
ですよねー。
ブリやアジなんかはあるけれど、鯛らしき魚はない。
「すいません、鯛を探しているんですが」
すかさず、店員さんを呼び止める彼。
店員さんがすまなさそうに言う。
「今日は仕入れがなかったんですよ」
私たち夫婦は顔を見合わせた。
ここは、近所で一番品揃えの豊富なスーパー。ゼンさんに車を出してもらってきたのに。
「どうする?やっぱり尾頭つきはないと締まらないよね」
私が金目の切り身を手にとり言うと、ゼンさんが金目をとりあげ、コーナーに戻した。
「当たり前だろう」
ですよねー。