ご懐妊!!2~俺様上司は育メン愛妻家になりました~
1月の終わり、私とゼンさんはみなみを連れて夜の散歩に出かけた。
夜泣きがひどい夜中に散歩に出ることは何度かあったけれど、
今日は夕飯がてらイルミネーションを見に、新宿まで出ていた。
仕事をしていた頃は、新宿の灯りも喧騒も面倒でうるさいものでしかなかった。
今は懐かしい。
ほんの数ヶ月前までここで働いていたのに。
「個室なら赤ん坊連れでも割とイケたな」
「気を使わず授乳できてよかったかな。でも、こんな張り込んだ夕食、当分いいからね」
今日はゼンさんのサービスで都庁近くの高層ビルで個室ディナーだった。
鉄板焼きのお店で、みなみがいるので料理はすべて焼いて持ってきてもらった。
目の前の焼いてもらえないのは残念だけど、すごく美味しかったから充分堪能できた。
「最近、少し表情が明るい」
ゼンさんがふっと微笑んでいった。
そうかもしれない。
自分でもそう思う。
夜泣きがひどい夜中に散歩に出ることは何度かあったけれど、
今日は夕飯がてらイルミネーションを見に、新宿まで出ていた。
仕事をしていた頃は、新宿の灯りも喧騒も面倒でうるさいものでしかなかった。
今は懐かしい。
ほんの数ヶ月前までここで働いていたのに。
「個室なら赤ん坊連れでも割とイケたな」
「気を使わず授乳できてよかったかな。でも、こんな張り込んだ夕食、当分いいからね」
今日はゼンさんのサービスで都庁近くの高層ビルで個室ディナーだった。
鉄板焼きのお店で、みなみがいるので料理はすべて焼いて持ってきてもらった。
目の前の焼いてもらえないのは残念だけど、すごく美味しかったから充分堪能できた。
「最近、少し表情が明るい」
ゼンさんがふっと微笑んでいった。
そうかもしれない。
自分でもそう思う。