必然レンアイ!?
「6年連続とかあり得ない!」


実は蓮とは小5から同じクラスの上に、幼稚園から数えると9年同じクラスなんだよね…。


だから同じクラス嫌 だったのに!


あたしたちは教室に向かいながら話す。


「まぁ親同士も友達で家も隣で…運命なんじゃないの?」


蓮と運命…


やっぱり嫌だな…。


ガラッ━


あたしたちは教室のドアを開いた。


先に教室にいた人達が、こっちを見る。


「あの人かっこよくない?」


「もしかしてあの2人付き合ってるのかな?」


そんなひそひそ話が聞こえる。


かっこいいって…蓮!?


あと…あたしたち付き合ってないし!


蓮も聞こえてたりするのかな…?


あたしはちらっと蓮を見る。


「ははっ!俺たち付き合ってるように見えるみたいだぜ?」


蓮は笑いながらこそっと言った。


「あんたがあたしについてくるからでしょ!」


最悪ー!


「はいはい。とりあえず座席表見に行こうぜ!」


あたしたちは座席表を見て、それぞれ席に座った。


名簿順だから蓮とは全然違う場所だしラッキー♪


ガラッ━


誰かが入ってきた。


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