必然レンアイ!?
良平と雫、俺と郁は大学を卒業してから結婚する。


プロポーズも終え、親の許可もとった。


と言っても、俺と郁の場合は親に付き合いがバレた高3の時にすでに結婚の許可はもらっていた。


いや、「絶対結婚するのよ!」って言われたから…強制かも…。


まぁ、そんなこと言われなくてもいずれは…だったけど。


そして共通の友達ばかりだから2組合同で結婚式と披露宴をやることになった。


もうすぐ郁が俺の奥さんになる。


そう思うとうれしいと思う反面緊張する。


「何かあったのか?」


良平から明るさがなくなったので聞いてみた。


「あぁ…雫に連絡がとれないんだよ…。だからまだドレスとか決められてないんだ…。」


「雫が…?何かあったのかな?」


いわゆるマリッジブルー…?


「良平くん…あたし理由はわからないけど心当たりあるよ?」


郁がそう言った。


「え!?」


良平はかなり大きな声をだした。


駅のホームにいた俺たちは少し注目を浴びた。


お…おい!


「ご…ごめん…!それより郁ちゃん、教えて?」


「うん…。雫ちゃんから昨日電話があったの。相談したいことがあるって…。」


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