必然レンアイ!?
まぁ、陽花ちゃんとは小学生になってからずっと会っていなかったしね。


でも…陽花ちゃんはあたしたちをわかった。


すごいよね…!


「じゃあ、俺そろそろ帰ります。練習に参加させて頂きありがとうございました!」


蓮が陽花ちゃんに言った。


「蓮、なんで敬語なの?」


あたし、普通にタメ口なんだけど…ダメかな?


「瑞葉はバレー部入らないけど俺は入る!先輩と後輩になるんだ。だから…敬語だろ?ですよね!陽花先輩♪」


あっ、そっか!


陽花ちゃんは男バレのマネージャーだからここにいるんだもんね。


だから蓮にとっては陽花ちゃんは先輩なんだ。


「蓮に敬語使われるのって、なんかくすぐったいな♪今度入部届持ってきてね!」


「はい!さよならっす!」


蓮は陽花ちゃんと先輩たちに言って、体育館を出た。


「隼人くんによろしく言っておいてね♪ばいばい!」


あたしは陽花ちゃんにそう言って、蓮の後を追った。


「今年は何にする?プレゼント。去年は確かマグカップあげたんだよな。」


そう。


去年はペアのマグカップをあげたんだ。


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