僕のイケナイ先生(→『信じられない彼女ー僕のイケナイ先生』から改題)
「It is hard to use a
mobile phone,,, 」小声で、
小野が教えてくれるんで、僕は
そのまま繰り返すと。
「イット イーズ ハード
トゥー…何だっけ?」
「to use a mobile phoneだよ」
「トゥー ユーズ ア モバイ
ル フォーン」何とか、言えた
。ホッ。
「for me が抜けています。It
is hard for me to use..
..」と、レオナ先生が続けた。
僕の頭の上を、英語が素通り…
。
だけど、小野、サンキュー。
「新しい先生に見とれてるんじ
ゃない」と隣りの小野が冗談め
かして、よく言うよ。
「そんなんじゃないって、馬鹿」
と僕が言う間もなく。
「はい。そこ静かにして」と、
レオナに言われちゃうし。
初日からこうだもんなっ。
女なら誰でもいいって訳じゃな
いんだぜ。
「堅物。容子と大違い」
と、僕はぶつぶつ…。
おまけに単語テストの答え合わ
せまであって。
僕は、見事に30点以下だから
、居残りだよ。あ~あ。
容子にはイジメてるって言って
、この先生にも、教えてもらっ
ちゃおうかしら、僕。
戦略どころじゃないもんね。
そんなこんなで、この後は好き
な物理が2限にあって、3限は
数学で、4限は、まっいいか。
昼には、肝心の…物置デート。
4限まで、僕は、容子先生を、
どう問い詰めようかなって、考
えていた。
もっとも。
その場になると、思ってた事な
んてぱーっと忘れちゃうけどね
。
リーンゴーン
リーンゴーン
おっ4限が終了する鐘が鳴った
。
昼食の弁当を即座に開ける奴、
売店に走っていく奴、クラスメ
ートを横目に、僕は、さっさと
教室を後にしようとすると。
「おい、健。飯は?」滝が、弁
当袋をぶら下げて、肩越しに声
を掛けてきた。
「あっ僕、今日は売店。先に食
べてて。じゃあな」と、片手を
上げて。
目的の物置を目指して、校舎の
階段を猛スピードで駆け下りて
いった。
予定より、5分程早めに着くけ
ど、いいさっ。
mobile phone,,, 」小声で、
小野が教えてくれるんで、僕は
そのまま繰り返すと。
「イット イーズ ハード
トゥー…何だっけ?」
「to use a mobile phoneだよ」
「トゥー ユーズ ア モバイ
ル フォーン」何とか、言えた
。ホッ。
「for me が抜けています。It
is hard for me to use..
..」と、レオナ先生が続けた。
僕の頭の上を、英語が素通り…
。
だけど、小野、サンキュー。
「新しい先生に見とれてるんじ
ゃない」と隣りの小野が冗談め
かして、よく言うよ。
「そんなんじゃないって、馬鹿」
と僕が言う間もなく。
「はい。そこ静かにして」と、
レオナに言われちゃうし。
初日からこうだもんなっ。
女なら誰でもいいって訳じゃな
いんだぜ。
「堅物。容子と大違い」
と、僕はぶつぶつ…。
おまけに単語テストの答え合わ
せまであって。
僕は、見事に30点以下だから
、居残りだよ。あ~あ。
容子にはイジメてるって言って
、この先生にも、教えてもらっ
ちゃおうかしら、僕。
戦略どころじゃないもんね。
そんなこんなで、この後は好き
な物理が2限にあって、3限は
数学で、4限は、まっいいか。
昼には、肝心の…物置デート。
4限まで、僕は、容子先生を、
どう問い詰めようかなって、考
えていた。
もっとも。
その場になると、思ってた事な
んてぱーっと忘れちゃうけどね
。
リーンゴーン
リーンゴーン
おっ4限が終了する鐘が鳴った
。
昼食の弁当を即座に開ける奴、
売店に走っていく奴、クラスメ
ートを横目に、僕は、さっさと
教室を後にしようとすると。
「おい、健。飯は?」滝が、弁
当袋をぶら下げて、肩越しに声
を掛けてきた。
「あっ僕、今日は売店。先に食
べてて。じゃあな」と、片手を
上げて。
目的の物置を目指して、校舎の
階段を猛スピードで駆け下りて
いった。
予定より、5分程早めに着くけ
ど、いいさっ。