僕のイケナイ先生(→『信じられない彼女ー僕のイケナイ先生』から改題)
須藤には、こんなイケナイ…イ
イ事、してない、してる、して
ない、してる。

頭の中では、二つの反対語を、
幾度か繰り返しちゃうけど。

今は、僕だけ。

須藤と容子先生は、してない。

そう思おうっと。

須藤が恋敵なら、やっぱし気に
なるけどさ。

けれども、一番肝心なのは。

明日だよ、ミサの後に。

う~男になれるぜっ。

実感!

結局、丸め込まれた感じだけど
、仕方ないさ。

腕時計に目をやると。12時5
0分。そんなに、アソコに2人
でいたのか。

長いような短いような、容子先
生と僕の甘い秘密の時間だった


僕は、売店へ駆け込んで。

「おばちゃん、焼きソバロール
とチョココロネ」と、パンを買
って、階段を駆け上り、3Fの
教室に向った。

滝に何て言おうっか。

アイツ、もう食べ終わっただろ
うなぁ。

一緒に食べるつもりだったけど


また、アイス、おごってやるっ
きゃないな。

おっと。

もう5限まで時間がないぜっ。

そう思って、教室に着くや否や
急いで、焼きソバロールを頬張
った。

滝の姿は、見えない。

容子先生の舌の感触が、まだリ
アルに残っていて。

急いでかっこんだせいか、何だ
か、食べた気がしないよ。

可愛い半カップブラだったし。

胸も小さいけど、形、悪くない
し。

目に焼きついちゃったな。

下着姿と艶めかしい舌、女の柔
らかなおっぱいと匂い…。

容子先生と僕、2人だけの甘い
秘密の時間をもう一度想いなが
ら。

余りのドキッ×2に、緒田っち
の代行の先生も、テストの居残
りも、頭の片隅から、どこかに
吹っ飛んでいた。


















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