僕のイケナイ先生(→『信じられない彼女ー僕のイケナイ先生』から改題)
夜の白むのが早い夏。

明くる日は、土曜日。

健が、ルンルン♪気分で待ちに
待ったイケ先とのデートの日。

眩い位の真夏の太陽が、キラキ
ラしている、快晴。

炎暑になりそうだ。

健は、いつもより、早く目覚め
て大きく伸びをすると-


朝シャンしようっと。

だって、この日のために格好つ
けたいじゃん。


「健ちゃーん、ご飯よぅ」とお
母さんに呼ばれて、シャワーの
後にタオルドライしながら、キ
ッチンに行く。

「今日は、早いじゃない。いい
事でもあるの?」

お母さんも、勘がいいよな。

「ん?別に。
今日は、滝とブクロに寄るから
、ちょっと晩くなるよ。買いた
い本があるし」と答える、僕。

「あーら、そう。じゃあ、お昼
は外で済ませるのね」と言うか
ら。

僕は、タンタンと舌を鳴らして
、こくんと頷くと。

お母さんも、タンタンって真似
して、鳴らし、「はい、はい」
と言って、朝食の目玉焼きをテ
ーブルに置いた。

まあ、家じゃ、こんなもん。

お母さんもノリがいいんだよ。

姉貴は、土曜日は遅寝。

休みだからってさ。

ミサは、タルイけど、その後の
ムフフを考えると。

こんな風だな。(*^m^*) ムフッ

「何にやにやしてるの、変な子
」とお母さんが、首をかしげた


ってか、そんなに、ニヤついて
る?

まっいいか。

「欲しい物、見に行けるからさ」
と適当にはぐらかした。

学校に通う足取りも、ルンルン
気分で軽いよ。

びっくりした容子先生の下着姿が
、目の前に、またちらついちゃう
し。

今日は、容子先生どんな下着か
すご~く期待しちゃうぞ。





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