僕のイケナイ先生(→『信じられない彼女ー僕のイケナイ先生』から改題)
僕は英語が苦手な大矢健。15
歳。



皆にはケンって呼ばれている。



同世代の彼女は、残念な事にま
だいない。



先輩から同性愛の相手にもされ
ていない。



だから、フリーっていう訳。



近くのO女子校の娘とつきあっ
ている友達とか、先輩から蘭丸
って呼ばれて、意味深に可愛が
られている奴もいるけどね。



どっちでも、ラブラブの話の聞
かされ役っていう所。



それより、僕も告っちゃうと。



ドSの容子先生が、ちょっと気
になっているのが、現実。



理科系に進みたいというマジな
希望は、持っていて。



英語は、苦手中の苦手。なのに
...



先生から返却された答案用紙
、見て!



「後で教職員室にいらっしゃい
。チューしてあげる。(^з^)-
☆Chu!!」



って、キスマークが描いてある
んだもの。



そりゃあ、僕だって男だし。



ちゅーしてくれるって、77%
の下心あるし。



ラッキーダブル7で、教職員室
に行かない訳にもいかないよ。





< 4 / 54 >

この作品をシェア

pagetop