愛してるの育て方
「…あれ?」
公園の端に傘が置いてあった。
何かと思って見に行くと、傘の下にいたのはダンボールに入れられた子犬。
「犬だ」
犬は好き。本当は猫の方がもっと好き。
どちらも可愛いので正義。
「誰か優しい人が置いていってくれたのかな」
雨に濡れないようにと置かれた傘。
この世の中にも、まだまだ優しい人はいるみたいだ。
「犬ね。…うち猫いるからなぁ」
俺が飼っている猫もノラだった。
拾った当初は一切懐いてくれなかったけど、今はだいぶ仲良くなった。
「……誰ですか」
「ひゃっ!」
誰かがすぐ後ろにいることを声で察知。
雨に紛れて気配を感じなかった。
公園の端に傘が置いてあった。
何かと思って見に行くと、傘の下にいたのはダンボールに入れられた子犬。
「犬だ」
犬は好き。本当は猫の方がもっと好き。
どちらも可愛いので正義。
「誰か優しい人が置いていってくれたのかな」
雨に濡れないようにと置かれた傘。
この世の中にも、まだまだ優しい人はいるみたいだ。
「犬ね。…うち猫いるからなぁ」
俺が飼っている猫もノラだった。
拾った当初は一切懐いてくれなかったけど、今はだいぶ仲良くなった。
「……誰ですか」
「ひゃっ!」
誰かがすぐ後ろにいることを声で察知。
雨に紛れて気配を感じなかった。