不器用な彼の愛し方《番外編完結》




私が言うことをきかなければ

罵声を浴びせられ、殴られる。






悠と付き合ってから2ヶ月もたたないうちに私の体は痣だらけになっていた。


そして私は、殴られるのが怖くて
自分が傷つくのが怖くて

偽りの笑顔を貼り付け偽りの言葉を並べるのが日常になっていった。






ニコニコして「好きだよ」





そう言えば、悠は満足するから。

私は、偽り続けるんだ......。



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