不器用な彼の愛し方《番外編完結》


....早く授業始まってくれないかな。




授業は嫌いだ。退屈だもの。


でも、こうやって
百合達と居るよりは全然楽だから。





数秒後、私の願いが通じたのか
古典の先生が入ってきた。




私の顔を見るなり顔をしかめて
眉間にシワを寄せる。



先生達の中で
問題児として扱われてる私。



先生達は.....私なんか
早く辞めてしまえばいいのに。

そう思ってるのだろう。






辞めないけどね。


........私には叶えたい夢があるから。




それだけが、私の希望だから。


< 18 / 400 >

この作品をシェア

pagetop