不器用な彼の愛し方《番外編完結》
斗真と話し終えて、教室に戻ろうと廊下を歩いていた。

ちなみに斗真はそのまま5時間目はサボるらしい。


歩いていると体育館の方から男子の集団が歩いてきた。



その中の一人と目があった。


.......悠だ。


なんだか久しぶりに悠の顔を見たような気がする。

少し、痩せた?


しばらくの間目が合い、気まずくなって目を逸らした。


下を向いてそのまま歩く。


悠との距離が近くなっていくごとに心臓の音が早まっていく。
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