不器用な彼の愛し方《番外編完結》
気付いた思い
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そして土曜日、斗真を迎えに行こうと家を出た。
お姉ちゃんは珍しく早起きをして、鏡の前で服を選んでいた。
....私は白のワンピース一枚。
私の格好を見たお姉ちゃんは
「何それ、ダッサ。幽霊みたい」
そう笑っていた。
まあ別に気にはならない。
オシャレとかよく分からないし。
外に出ると秋風が吹いていて少し肌寒く感じた。
ワンピース一枚はさすがに季節感なさすぎたかな....。
斗真と待ち合わせしているのは家の近くのコンビニ。
そこに辿り着くと、斗真はもうすでにいた。