不器用な彼の愛し方《番外編完結》
一言でも「美味しい」そう言ってくれれば、こんな黒い感情なくなるのに。
......まあ、そんな夢みたいなこと起こるわけないけど。
自室に行き、ご飯を食べながら
携帯を触る。
ご飯を食べながら携帯を触るなんて
非常識だけど、注意してくれる人もいなければ、見てる人もいない。
ここには自分だけしかいない。
そう思ったらマナーなんて、どうでもよくなって、ご飯を食べながら携帯を触るのは日常になっていた。