不器用な彼の愛し方《番外編完結》
「…っ、やっぱ今日は家帰る」
「え!?」
「俺がどんだけ美優花のことしか見てないか
分かってないみたいだから、わからせてやるよ」
・
・
・
・
結局家に帰ってから斗真にベットに押し倒されたわけだけど、私が
「そういうことはまだ怖い、です」
そう言ったら
「…っ、わかった。
いつまで待てるかわかんねぇけど美優花に嫌な気持ちさせるのは避けたいから今は待つ」
と言って私に布団をかぶせてくれた斗真は
大分甘いと思うし、優しいと思う。
「…ごめんね?」
「まあ、待つとは言ったけど
触らないとは言ってないからな」
「………え、」