不器用な彼の愛し方《番外編完結》
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朝起きて、ベットから起き上がらず枕元に置いてあった携帯を開くと
「.....こんなに」
悠からの着信が山ほど。
画面いっぱい、悠の名前で埋まっていた。
返信しなくちゃ。
しなくちゃいけないのに、なんだかだるい。
風邪ではないと思う。
自分の体調の悪さに気づかないほど馬鹿じゃないし。
でも、体が重い。
ーーーー返信、しなくていいよね。
さて、支度して朝ごはんとお弁当作らなくちゃ。
早くしないとお母さんとお姉ちゃんに、また小言を言われる。
毎日5時起きって結構きつい。
部活やってなくてよかったと改めて思った。
そしてお弁当を作り終えて、支度もして朝の私の仕事は全て終わった。
少し早いけど、もう出ようかな。
ここにいても息が詰まるだけだし。