我妻教育2
電話した相手は、マダムの第一助手をしてて親しくなった女性誌の編集者さん(♀)。


以前彼女から、雑談の中で“料理の連載したい”“面白い企画あったら教えて”って、そう言われてたのを思い出して。

つまり、売り込み。


待ち合わせのカフェで待っていたら、編集者さんは時間通りにやってきた。


仕事を止めたことを簡潔に説明したあと、資料を渡した。

ブログをプリントアウトしたものや、レシピノートやら、自分を売り込む為の資料。


それを編集者さんは、眼鏡をかけて真剣な眼差しで目を通している。


採点されるのを待ってるのって、ハラハラして、手持ちぶさたで居心地が悪い。
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