空~sora~
2人の間のヒビ

美月「あの二人、許さない」

杏海「柊くんに嫌われちゃったかも…」

五月「美月の双子だから気が引けるけど私もあの二人嫌」




そして静かなまま、みんなは帰っていった
空は青い反面、遠くが暗く見えた。まるでこの後、嵐が起きるように…





その頃屋上では

美晴「木佐さんだっけ?佐紀って呼んでいい?」

佐紀「いいよ。私も美晴って呼んでいい?」

美晴「もちろん!」

佐紀「美晴、なんで私助けたの?きっと嫌われたよ」

美晴「佐紀ってはっきりいうんだね。でもその方がいい」

佐紀「はっきり言った方が相手のためだし」

美晴「なんで助けたの?って言ったね。それが正しいと思ったから。嫌われてもいい。だって性格悪い奴といるくらいなら」

美晴、佐紀「嫌われたほうがマシ」

美晴「ぷっ」

佐紀「わたし達気が合うね」

美晴「だねっ!ねぇ、佐紀。友達に」

佐紀「美晴。もう友達でしょ」

美晴「そうだね!てか、佐紀って思ったより面白い!」

佐紀「美晴だって思ったより明るいね暗いやつかと」

美晴「ひどいひどいひどい!!」

佐紀「思っただけだって悪かった悪かった」

美晴「もう…しょーがないな」

二人は笑いあった。空は真っ青に広がって見えた





豪「うるさいなー修羅場?寝れないんだけど」

美晴「うわっ!?人が現れた?!」

豪「んな、人をお化けみたいに」

ガチャ

美晴「またなんか現れた?!」

太陽、柊「いた!!」


ガチャ

美晴「また?!」

月斗「あれ?太陽?」

佐紀「なんかいっぱいいる」


運命かのように屋上で巡り会った6人。

この先、どうなるのかー…。

< 7 / 16 >

この作品をシェア

pagetop