新撰組異聞―鼻血ラプソディ
悩みまくってる俺の間近で、沖田さんの声がする。


えっ!?と、顔を上げる。

沖田さんの顔が、目の前にある。



「Σ(・□・;)UGYAAAAーーっ」



俺は慌てて立ち上がり、ゴロゴロ鳴るお腹を押さえて、トイレを目指す。



「な、何なのよ。人をお化けか幽霊みたいに」



沖田さんの怒り声が遠くなる。



……ごめんやでーっ。

それどころちゃうし、イケメンがババまみれになるわけにはいかんねん。


いや……イケメンじゃなくても、うん〇漏らしたらあかんし……。



俺……鼻血だけじゃなくて、腹も弛かったん?

ショックやし、めっちゃショックやし……。

昨日の朝の巨乳攻めが、かなり刺激的で、どっか壊れたんちゃうか……。


どんだけ、デリケートでナイーブやねん、俺……って。


このままやったら、鼻血とピーピーシャーシャーで……。




し、死んでまうやろーっ!!
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