BestDay~貴方と過ごすたび~
友達
日に日に思い返してみれば、彼氏よりも尚史に毎日メールも電話もするようになっていた。
友達だから当たり前かって思ったけどあたしには友達以上の関係が欲しいのかもしれない。
普通の人ならきっと、浮気とか最低な女とか思うかもしれないけど、あたしはあまり悪いとは思わなかった。
佑利とは別れて、佑利はもう彼女が出来たみたいで幸せならそれでいい。
以前から佑利には物のように扱われて来て嫌な思いしかしなくて、だから別れて少し楽になった。
プルルルル…
『もしもし?尚史?』
『かな!どうだった?』
『別れたよ』
『そうか…ホントいい結果出せなくてごめんな。大丈夫か?かな?』
『いいの。気にしないで、なんか物のように扱われてたから別れて少し楽になったんだ。だから大丈夫だよ。』
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