天使の羽
第二章 想い

サクラ

私と春日はケンカをしたまま1年たち、高3になってしまいました。

「もぉ~!さくら!!早く春日と仲直りしなよ。」

「……」


春日が私のことをさけるんです。


「もーやだ……」

私はポツリとつぶやいた。

仲直りしたい……!私、本当は春日のこと好きなのに……!!


ザザァ…… ヒラッ

「ん?」



私のつくえに花びらが落ちた。


「サクラかぁ……」


ねぇさくらさん春日のこと好きじゃいけないの?私、絶対嫌われたよね?


そう思うと涙がでてきて止まらなかった。



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