黒色感情。
復讐。
…車来てなぃならわたってもいぃぢゃんか…!
「…渡っちゃえ。」
私は足早と赤色に光る信号を無視して通り過ぎようとした……
次の瞬間。
ゾクッ…
背筋が凍るような感覚が急に私を襲ったのだ。
体中の冷や汗が止まらないのは気のせいではないだろう。
ぇ…!?私…どぅしちゃったのっ!??
ポタッ
ポタッ
ポタッ
ポタッ…。
私の背後から何か不気味な音が聞こえてきた。
…しかも確実に私の方向に近づいてきているのか音が大きく聞こえてくる……。
何かが私に近づいてきてるんだッ…!!!
振り返って見たいけど体が言う事を聞かない。