黒色感情。


「…せ、せん…せッ」

上手く舌が回らない…。


私は先生の表情の真っ青さを見て全てを悟った…。



ガツッ!!!!!!



先生はいきなり目の前の机を思いっきり蹴飛ばした。

…!?


「なんでだょ…。
俺は…まだ教師になって3年目だぞ…?

なのに俺のクラスの生徒が一気に自殺するってどういう事だょ!!?んぁっ!?
俺の人生滅茶苦茶だっつうの!!!!!!!!」


先生は1人で気が狂ったかのように机をガツンガツンと蹴り続ける…。




俺だけ…。


私だけ…。


ウチだけ…。


僕だけ…。



誰もが思う人への妬み…。


じ…自殺…!?
皆……自殺した…の!??




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